清水園「伊藤家の記憶から」

  • 2013.10.20 Sunday
  • 00:00
さて、万を持して。新発田一の名所と言えば、新発田城趾と並んでこちらしかないでしょう。旧新発田藩下屋敷である清水園。国指定の名勝です。こちらは現在、北方文化博物館によって管理・運営されています。

庭園へと続く門は昭和に入って京都から移築されてきたとか。昔はこの門がなかったので馬が駆けたのだそうです。



この門を手前を右に折れると書院の入り口があります。この中で書院のなかに「写真の町シバタ」の展示があるのです。



庭園をのぞむ廊下にも。



そして、座敷にも。懐かしいアナログテレビが鎮座しています。題して「伊藤家の記憶から」。北方文化博物館の母体である越後の豪農・伊藤家の記憶を写真と映像で辿る企画です。この書院はたまたま廊下部分などを改築していたため文化財指定を受けていないそうですが、それにしても書院でこの展示……いくつもの時代の記憶が階層となって畳み掛けてくるような、場の力と写真の力の融合に静かな興奮を覚えました。



ボランティアガイドさん一押しの座敷からの庭園の眺め。館のご協力あって、本当に素晴らしい展示となりました。

もちろん、庭園も相変わらず素晴らしい。鴨がゆうゆうと羽根を休めておりました。



そして、もうすぐ紅葉の季節ですね。色づいてきた葉も見られます。



清水園は何度も訪れているのですが、いつ行ってもどなたでもボランティアガイドさんたちが熱い! みなさん清水園愛、新発田愛が溢れんばかりです。新発田人も毎回唸る、勉強になる解説を聞くことができます。是非お声をかけてみてくださいね。

池にはきれいな鯉の姿も見られます。鯉のえさは入り口で30円で販売していますよ。





そして脇を流れる新発田川、今日は青々と繁る水草刈りの真っ最中でした。



本格的な冬の前に必要な作業なのでしょうね。新発田の秋の風物詩です。

また、清水園と言えば、中で販売している宮村製麩所の麩まんじゅうが大変美味しいです。焼き麩や揚げ麩もあります。



この宮村製麩所の包装紙が、新発田の地図になっているんです。古地図ではなくて、昭和の新発田ですね。懐かしい市営球場の文字が見えます。西公園が名所のひとつとして抜き出しされているのもなかなか趣深いですね。

この売店も並ぶ白壁の建物は、新発田・五十公野の酒蔵を明治期に移築して米蔵とした建物です。郷土資料館が入っています。こちらは堀部安兵衛の義勇を語り継ぐ武庸会百年祭を記念して特別展が行なわれています。



本日お休みでしたが、清水園の喫茶室もとても素敵なんですよ。何度訪ずれても飽きない新発田の名勝・清水園。是非お立ち寄りください。意外なほどまちなかで木々の息吹と大池泉を堪能できます。茶会や読書会などのイベントも多数ありますよ。

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清水園「伊藤家の記憶から」
10月1日(火)〜31日(木) 10:00〜17:00
入場料:700円(日曜日は小・中学生無料、石泉荘との共通入場券1,000円販売中)
お食事処「米蔵」では食事のご予約も承っております。
電話:0254−22−2659 URL : hoppou-bunka.com/shimizuen/
清水園:大栄町7丁目9−32

 
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